プラセンタにはいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。
男性の皆さんはプラセンタ化粧品は選ぶ際はどんな成分が配合されているのか意識して、各々の特徴を把握しておきましょう。
本来、プラセンタとは我々人間も含め、動物の胎盤から得られるエキスを指します。
この抽出された胎盤エキスが、どの動物からなのかによってその特徴が変わってきます。
プラセンタ成分の種類と特徴
プラセンタの成分と特徴は大きく下記の様に分別されます。
豚プラセンタ
豚プラセンタは市場に一番流通している最もメジャーな種類になります。
豚は一般的に一度にたくさん出産する性質上、大量生産が可能なため価格も比較的安価です。
効果については、アミノ酸やタンパク質、核酸、成長因子といったプラセンタならではの成分がバランス良く含まれていることが大きな特徴です。
馬プラセンタ
馬プラセンタは豚プラセンタに次いで流通量が多い種類になります。
プラセンタの美容効果に関して言えば、良質なアミノ酸の量に左右されると言われています。
馬プラセンタには、そのアミノ酸が豚や羊よりも多く含まれており、より質が良いことが大きな特徴です。
また、馬は基本的には一度の出産で一頭ずつしか生まれてこないため、豚の様な大量生産は望めません。
そのため価格も高額となり、高級なプラセンタ商品に使用されることが多いです。
羊プラセンタ
羊プラセンタ用に使用される羊は主に、ニュージーランド産やスイス産のものが殆どです。
羊プラセンタはアミノ酸の組成が我々人間と類似しているため、身体に馴染みやすく、肌に浸透しやすい点が大きな特徴です。
しかしながら、日本政府の取り決めにより、安全性の観点から流通に制限がかかっており日本にはあまり流通されていないのが現状です。
ヒトプラセンタ
ヒトプラセンタは唯一の人間由来のプラセンタになります。
同じ人間の成分のため、その効果、安全面では申し分ないですが、医薬品認定されているためプラセンタ化粧品として利用することはできないのがネックになってきます。
そのため、医療機関内でプラセンタ注射などにより身体に直接摂取することになります。
そして、基本的には保険適用外のためコストがかさんでしまいます。
植物性プラセンタ
植物性プラセンタは厳密にはプラセンタではありません。
プラセンタの重要な要素ともいえる成長因子が基本的に含まれていないため、その効果も限定的といわれています。
以上のように、現在日本で流通しているプラセンタは「豚」「馬」が殆どを占めていることになります。
簡単にいうと、価格がリーズナブルなのは「豚」、アミノ酸などの質の高さでは「馬」といった感じに分類されているようです。
コスパを考えれて豚プラセンタを選択する手もありますが、より効果を実感するのであれば馬プラセンタを試すのもありでしょうね。
実際にプラセンタ化粧品を選ぶ際は、裏面の成分表示を確認することを意識付けることをおススメいたします♪