その効果が一般的に認められている万能美容アイテム「プラセンタ化粧品」
どんな優れた化粧品でも、一方では少なからず副作用が出たりなどの危険性が伴う可能性は否定できません。
これは化粧品に限らず、どんな商品にも起こりえることです。
何事も100パーセントの安全は存在しません。
だからこそ、プラセンタ商品を提供する企業側は最大限に注意を払って何度もテストや試験を繰り返し、危険性をゼロに近づけた段階で商品化しています。
そうやって、並々ならない企業努力の結晶として、化粧品を始めとした一つの製品が消費者の手元に届くことになります。
男性用プラセンタ化粧品の副作用と危険性はある?
今回は、「男性用プラセンタ化粧品」に関する副作用と危険性について代表的な事例も交えてご説明したいと思います。
まず、基本的にプラセンタ自体は化学合成された医薬品ではないので、他の製品に比べて副作用は少ないと言われています。
プラセンタは胎児の成長に必須な胎盤が原料となっているのでそもそも拒絶反応は起きにくいと考えられています。
とはいえ、そんな中でも少数の方は副作用として何らかの症状を訴えてくる方もいるのは事実です。
アレルギー体質の方は注意が必要な副作用
プラセンタはその高い美容効果とは別に、加齢による男性の精力減退を改善させる効果があることでも有名です。
そんな、高い効果の裏側では一部ですが、少数の方々は副作用に悩んでいるようです。
食べ物と同じで人によってはプラセンタでアレルギー反応が起きる場合があります。
プラセンタ化粧品を塗った場所が赤く膨れたり、発疹が出来たりするケースも報告されています。
また、プラセンタサプリ等でも、皮膚が痒み出す事も少なからず起こっているのも事実です。
これは、プラセンタ内に含まれるたんぱく質が原因となる場合もあるようです。
元々このようなのアレルギー体質をお持ちの方は、プラセンタを利用する際は皮膚科で相談されることをおすすめいたします。
また、新しくプラセンタ化粧品をお使いになられる方は、事前にパッチテストを行ってから使用された方がより安全に使うことができるかと思います。
もし、自分の体に全く合わないプラセンタを使う事になれば、皮膚だけではなく体内にも副作用が及んでくることも考えられるので十分に注意しましょう。
体内で起こる副作用
プラセンタを使用した商品には、注射やサプリメント、化粧品などがあります。
このプラセンタ自体が副作用を引き起こす可能性があると言われています。
以下の症状はあくまで稀なケースですが、体内にも影響を及ぼす場合もあることを是非知っておきましょう。
具体的な症状でいうと、プラセンタは肝臓の働きまでも低下させる「肝機能低下」を及ぼす恐れがあると言われています。
肝臓と言う臓器は「沈黙の臓器」といわれ、我慢強く自覚症状がないので気が付きにくいと言われています。
異常の判断としてはまず、顔と白目が黄色になる「黄疸」という症状が出たら肝臓の慢性疾患を誘発しやすくなりますので注意を払いましょう。
また消化器でもある大腸や小腸では「軟便」から「下痢」になってしまう場合もあります。
意味不明の下痢に悩まされる場合は一旦プラセンタの使用を中止することをおすすめいたします。
人それぞれ決まったような副作用が出る訳でもありませんので、他にも何か異常を感じたら注意するようにしましょう。
急激な眠気等の副作用
プラセンタを使用する上で副作用という影はついて回ります。
使用する前に是非とも知っていて欲しい恐ろしい事例を紹介します。
この副作用は極めて稀なケースですが、目を開けて活動しているにもかかわらず急に眠気が襲ってくるというものです。
一見、大変なことではないようにも感じられるかもしれません。
しかしながら、これがもし自動車を運転している最中だったらどうでしょうか。
運転中に謎の急激な眠気が襲ってきたらと考えると最悪の結末さえ頭によぎることになるでしょう。
加齢から起こる「不眠症」にも効果を発揮すると言われているプラセンタ。
しかし効果も効き過ぎると沢山の弊害が起こるのも事実です。
プラセンタの効果と副作用は表裏一体な関係性がありますので、ライフスタイルによって使い分けてみることをおすすめいたします。
まとめ
ここまでプラセンタの副作用について紹介してきましたが、基本的には身体に優しい成分ですので副作用が起きるのは本当に極まれといってもいいです。
特に注意すべきはプラセンタ注射などの即効性のある商品への副作用の報告が多い傾向になります。
併せて、プラセンタサプリなども配合されている他の成分や添加物などで発症する場合があるようです。
この様に、どんなものも100パーセント安全とは言い切れないので万全を期する意味でも、事前に起こりうる副作用について知っておくことも重要と言えるでしょう。